Keiです。

サイトやブログを運営している人の中には、

「どうやって、どんな記事を作成すれば良いのか」

といった悩みを持った事がある人も多いと思います。


もしかしたらあなたもその内の1人かもしれません。


そこで今回はこちら。


ゴーストリライター3:
http://ghost-rewriter.net/


“マウスをポチポチやってるだけで自動的に日本語の通る記事を吐き出してくれる”という「ゴーストリライター3」なる記事作成ツールについてレビューしてみます。


私自身は、

「自動で作成した記事なんかで稼げるわけ無いだろ」

と、割とこういったツールに対して否定的に見ているわけですが、もしかしたらゴーストリライター3は凄まじい潜在能力を秘めているかもしれません。


というわけで、今回は冷静にセールスレターから確認してみたいと思います。


あなたが「ゴーストリライター3」の購入を迷っているようであれば、判断材料の1つにして頂ければと思います。


※私はこちらのツールを実際に購入したわけではありませんので、その点はあらかじめご了承ください。

記事作成ツール「ゴーストリライター3」(近藤武)


ゴーストリライター3は内容的には非常に分かりやすいツールで、名前から分かる通り“ゴーストライター”的な機能を持っています。


なんでも、ジャンルを選んでボタンを押すだけでそのジャンルの記事を自動的に作成してくれるんだとか。


実際にレターの方でも、その“自動生成された記事”の実例が示されています。


<キャッシング記事>

<脱毛記事>

確かに自然な文章である事が分かります。


しかし、この手のツールで私が気になるのは、検索エンジンGoogleさんが品質に関するガイドラインの中で言っている「自動的に生成されたコンテンツ」に引っかからないかどうか・・・という点です。

自動的に生成されたコンテンツ(「自動生成コンテンツ」)とは、プログラムによって生成されたコンテンツのことです。多くの場合、読者にとって意味を持たないか、特定の検索キーワードを含むでたらめな内容の段落で構成されています。

自動生成コンテンツの例としては、次のようなものが挙げられます:

・自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや編集を経ず公開されたもの
・マルコフ連鎖などの自動化されたプロセスを通じて生成されたテキスト
・自動化された類義語生成や難読化の手法を使用して生成されたテキスト
・Atom/RSS フィードや検索結果からの無断複製によって生成されたテキスト
・複数のウェブページからのコンテンツに十分な付加価値を加えることなくそれらをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの

引用:品質に関するガイドライン-自動的に生成されたコンテンツ


いやまあ、ゴーストリライター3の場合は明らかにプログラムで自動生成してるのでその時点で“完全にアウト”なんですが、記事生成アルゴリズムによっては「オリジナリティ溢れる記事」を作ってくれる可能性も否定できませんからね。


というわけで続きを見てみます。


ゴーストリライター3が作成してくれる文章は

シャッフル記事、パクリ記事、置換記事とはまるで違います


だそうで、

楽そうだけど大勢が使えば、どうせスパム判定されるんじゃないの?


といった私も抱いた素朴な疑問に対しても明確な回答を与えてくれています。


それによると、

「質問サイトの質問・回答は複数のサイトで使い回されているが、スパム扱いされていない」

との事。


そしてその上で、

つまり異なったドメインなど、いくつかの要素を加えることで、そう簡単にコピーコンテンツのスパムには掛からないということです。


と述べています。


なるほど確かに、質問サイトの回答なんかは検索結果の1ページ目でも内容が完全に被っているケースが存在します。


そういう意味ではこの主張も正しいと言えるかもしれません。

少なくとも2015年現在において。
コピペの記事でもグーグルからは弾かれないというひとつの指標になるのではないでしょうか?


ん?


これはつまりこういう事でしょうか。

・質問サイトを例に挙げれば、全く同じ内容でもスパム扱いされていない
・2015年時点(ちょっと古い)ではコピペ記事でもGoogleから弾かれていない

→だから、コピペ記事でも問題ない

しかし、ちょっと待ってください。


確かに大手質問サイトに関しては上記の論理が成り立つのかもしれませんが、あくまでもそれは“多くのユーザーから支持されているサイトだから”に他なりません。


それに、それぞれの質問サイトは部分的には「全く同じコンテンツ」を含んでいるかもしれませんが、

「全てのコンテンツがコピペ記事である」

というわけでは無いはずです。


Googleさんは自動的に生成されたコンテンツのみならず、“無断複製されたコンテンツ”も「止めてくれ」って言っています。

無断複製されたコンテンツの例としては、次のようなものが挙げられます。

・他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト
・他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えた上で転載しているサイト
・何らかの独自の体系付けやユーザーへの利便性を提供することなく他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載しているサイト
・ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだだけのサイト

引用:品質に関するガイドライン – 無断複製されたコンテンツ


実際、例えばトレンドアフィリエイトなどで

「人の手で頑張って書いた記事」

であっても、それが他のサイトからパクって繋ぎ合わせたような内容だった場合、ペナルティを受けて検索圏外に吹っ飛ばされるケースは多く存在します。


ちょっとゴーストリライター3が怪しい感じがしてきましたが、せっかくなのでもう少し詳しく見ていきます。

ゴーストリライター3による「記事作成」の原理


ゴーストリライター3は先にも述べた通り自動的に記事を作成してくれるわけですが、その原理(仕組み)は以下のようになっているそうです。

文章が繋がる原理は簡単で、あらかじめ繋がるように考えて文節を区切った記事を沢山用意しています。

それをソフトに読込ませて文章を組み替えて沢山のパターンで文章を作る。


非常にシンプルで分かりやすい仕組みです。


もちろん有料ツールがそんな単純な機能で終わるわけがなく、以下のような様々な機能も実装しています。


1. 自分のオリジナル組み換え記事を登録できる
2. 複数のリライト法を組み合わせている
3. 形態素解析を利用したゴーストリライト機能


自分のオリジナル組み換え記事を登録できる


なんと自分の記事を作成してツールに追加登録すれば、より効率的に“被らない記事”を作成する事ができます。


もしかしたら、他のサイトからパクった記事を“オリジナル組み換え記事”として登録すれば、より効率的にコピペ記事を量産できるかもしれません。


あくまでもコピペ記事ですが。

複数のリライト法を組み合わせている


“複数のリライト法”って何だろうって思ったわけですが、どうやら特定のキーワードをあらかじめ登録する事により、“単語の被り”を減らす事ができるようです。


以下の例では「酵素ドリンク」という単語を、

・酵素ダイエット用のドリンク
・ファスティング用ドリンク
・プチ断食向けドリンク


といった単語に置き換えています。


しかし、先にも挙げた「品質に関するガイドライン」によると、この手法は微妙だと言わざるを得ません。

・他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えた上で転載しているサイト


形態素解析を利用したゴーストリライト機能


こちらが多分最も注目に値する機能だと思うんですが、形態素解析って何でしょうか。


セールスレターの中では特に詳しく解説されていませんが、

一言で言えば、「形態素」という日本語独自の仕組みをプログラムで解析し、文章を組み替える機能となります。


だそうです。


ちなみにWikipediaではこんな風に解説されています。

形態素解析(けいたいそかいせき、Morphological Analysis)とは、文法的な情報の注記の無い自然言語のテキストデータ(文)から、対象言語の文法や、辞書と呼ばれる単語の品詞等の情報にもとづき、形態素(Morpheme, おおまかにいえば、言語で意味を持つ最小単位)の列に分割し、それぞれの形態素の品詞等を判別する作業である。

引用:Wikipedia


なるほど。(分からん)


私はこの道の専門家ではないのでどういった機能なのかがさっぱり分かりませんが、実のところ

「形態素解析を使って文章を自動生成するライブラリ(プログラムみたいなもの)」

は無料で配布されていたりもします。


例えばこちらとか。

>マルコフ連鎖×形態素解析でテキストを自動生成するライブラリを作った


こちらのライブラリの実行例としては以下のような文章が、

ある村から、毎日町へ仕事にいく男がありました。どんな日でも、さびしい道を歩かなければならなかったのです。ある日のこと、男はいつものごとく考えながら歩いてきました。寒い朝で、自分の口や、鼻から出る息が白く凍って見えました。また田圃には、霜が真っ白に降りていて、ちょうど雪の降ったような、ながめでありました。

こんな感じに変換されるようです。

ある村から、ちょうど雪のごとく考えながら歩いてきました。寒い朝で、さびしい道を歩かなければならなかったの口や、毎日降った。ある村から、鼻は、鼻から出る息が白く凍っていて、ちょうど雪のごとく考えながら歩日でも、毎日は、男はなから出る息が白く凍ってきました。ある日のごとく考えながら歩いて、ちょうど雪の降りていていて見えました。

この場合は日本語として明らかに不自然ではありますが、“文章構造が変わっている”という点では一応「ゴーストリライト機能」と似ている気がします。


ゴーストリライター3のセールスレターでも、


・文章構造が変わる
・文章の精度は落ちる
・人工知能AIを載せているわけではない



と書いてありますから、こういった機能が実装されているのではないかと推測できます。


しかし、レターの中には機密保持契約とかなんとか書いてありますが、これって本当なんでしょうか。


「形態素解析を用いたリライト機能」自体は無料でも探せば見つかるわけですし、機密でも何でもない気がするんですが・・・。

本当にサテライトサイトの作成に効果的?


さて、以上で一通りゴーストリライター3の機能について見てきました。


ここまでの機能を見て、もしあなたが

「これだったらいけるんじゃね?」

と思ったのであれば私もあえて止める事はしませんが、少なくともゴーストリライター3で結果を出そうと思うのであれば、


「自分のオリジナル組み換え記事」


を登録していかない限りは期待する効果は得られないと思います。


仮にあなたがゴーストリライター3に付いてきているデフォルトの記事からコンテンツを作成していった場合、そのようなコンテンツはGoogleにとっては


・無断複製されたコンテンツ
・自動生成されたコンテンツ



に他なりませんから、遠からずペナルティを受けて検索圏外に吹っ飛ばされる羽目になると思います。


そして、もしサテライトサイトからメインサイトに対してリンクを張っていたとすれば、メインサイトも同じように吹っ飛ばされる可能性があるわけです。


Googleの中の人も決してバカではありませんから、近藤さんがレターの中で言っているように、

私が知る限り、グーグルはそんな厳しく誤字や文章の内容なんて見てません。


なんて事はあり得ません。


私たち素人がすぐに思い付く程度の対策なら、普通に取るだろうと考えるのが自然です。


確かに2011年の時点ではGoogleのマット・カッツ氏は

「文法の正しさや誤字脱字はサイトの品質には直接関係しない」

と言っていましたが、2012年にウェブマスター向け公式ブログに公開された「良質なサイトを作るためのアドバイス」の中には以下の項目が存在します。

・この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?

引用:良質なサイトを作るためのアドバイス


したがって、Googleは記事中に存在する文法の間違いや誤字脱字も見ていますし、それがランキングに影響する可能性も十分にあります。


当然ながらリライトだとかコピペ記事に対応する技術も日々進歩していますし、サテライトサイトなどの“自作自演リンク”への対策もより厳しくなっていくはずです。

「実際、それ使って稼いでんのお前?」


上記はレターの中で近藤さん自身が突っ込んで説明している部分ではありますが、これに対して近藤さんは明確な回答をしていません。


近藤さんの回答はこうです。

ちなみに私やパートナー片山は現役で月数百万から1千万を稼ぐアフィリエイターです。


「私達は月数百万から1千万を稼ぐアフィリエイターです」。


答えになっていません。


「ゴーストリライター3を実際に活用して稼いでいます」とは一言も言っていません。


月収に関してちょっと何か言われてますが、それも簡単に捏造できる程度のものでしかありません。

>アフィリエイト実績の嘘と本当:「捏造方法」と「信頼性」。


ちなみに、近藤さんはゴーストリライター3の販売理由について

「ソフトを売って稼ぎたいからです」

と非常に正直に述べているわけですが、私が思うに近藤さんが本当にこのツールを活用して稼いでいるのなら、どう考えても

「商品を販売するメリット」

が存在しません。


何故なら、ツールの利用者が増えれば増えるほど“リライト記事”が増殖し、Googleからペナルティを受ける危険性が高まってくるからです。


近藤さんが月収1000万円近く稼いでいるのなら、せいぜい1万円のツールを売りさばくよりも、アフィリエイトに集中した方が長期的な利益は大きくなるはずです。


強いて言えば、ゴーストリライター3でリライト記事を量産してくれたアフィリエイターがペナルティを受けてくれれば、

「ライバルが勝手に自滅してくれる」

という意味でのメリットは存在するかもしれません。


そういった部分からも、私としては改めて

「実際、それ使って稼いでんのお前?」

と言いたくなってしまうわけです。


ですので、以上の話を踏まえた上で、私の見解としては「ゴーストリライター3」の使用は決してお勧めはしません。


もちろんゴーストリライター3が私の予想を超えた神ツールである可能性も無視できませんが、その可能性は限りなく低いと思います。


というわけで私としては、自動記事作成ツールを使って自滅するリスクを高めるぐらいなら、最初から“良質なコンテンツ”を自力で作成するスキルを高めていくべきだと思います。


その方が確実にあなたの将来的に得られる収入額を大きくしていく事ができます。


以上、参考にして頂ければ幸いです。


Kei


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