Keiです。

アフィリエイトなどでブログとメールマガジンを利用している人がよく抱く疑問の中に、

「メールマガジンの原稿をそのままブログに投稿しても良いのか?」

というものがあります。


つまりは、ブログとメルマガの記事は“同じ内容”でも問題ないのかどうか、という事ですね。


この質問について私なりの結論を先に言ってしまえば、

「基本的には問題無いが、場合によっては大きな問題になる事もある」

といった回答になります。


“基本的には”というのが厄介な話ですが。


というわけで今回は、何故そのように言えるのか、そしてブログにメルマガと同じ内容(記事)を投稿する際にはどういった点に注意すれば良いのか、について詳細に解説したいと思います。


もしあなたがメルマガの原稿をそのままブログにも投稿しているという場合は、知らない間に大きな“機会損失”を招いている可能性もありますので、是非これから開設する内容を参考にして頂ければと思います。

ブログとメルマガの「記事の性質」の違い


そもそも、ブログとメルマガには大きな“役割”の違いが存在します。


簡単に言えば、ブログは見込み客がGoogleなどで検索して検索結果に表示された記事URLをクリックして直接アクセスしてくるのに対して、メルマガはこちら側からメールを配信する事で初めて見込み客が記事を確認できる、という違いがあります。


参考:
>メールマガジンとブログの違い。


ですので、

ブログ:どの記事に見込み客がアクセスしてくるかが分からない
メルマガ:どの記事を読ませるかをこちら側でコントロールできる


といった大きな差が存在するわけです。


ブログに100記事投稿されていたとすれば、検索エンジンから訪問してきた見込み客がどんなタイミングでどんな記事を読むかは分かりません。


例えばそのブログのテーマが“アフィリエイト”だったとして、そのブログに以下のような記事が投稿されていたとします。


・アフィリエイトの仕組み
・アフィリエイトの全体像
・レンタルサーバーの契約方法
・独自ドメインの取得方法
・アフィリエイトにお勧めのASP
・アフィリエイト商品の選び方
・検索キーワードの選び方
・ブログ記事の書き方



この場合、検索エンジンから訪問してきた見込み客がいきなり「レンタルサーバーの契約方法」の記事にアクセスしてくる場合もあるでしょうし、「アフィリエイト商品の選び方」の記事にアクセスしてくる場合もあります。


更には、「その次にどの記事を読むか」も完全にはコントロールする事ができませんので、人によっては「レンタルサーバーの契約方法」の次に「お勧めASP」の記事を読むかもしれませんし、「検索キーワードの選び方」の記事を読む可能性もあるわけです。


ですので、ブログ記事の場合は「誰がどんなタイミングでどの記事を読むか」を事前に予測する事はできません。


一方メルマガの場合は、“記事(コンテンツ)を配信する順序”をこちら側で完全にコントロールする事ができます。


例えば先に挙げた記事であれば、それぞれの記事に“配信する順番”を設定する事によって、


1. アフィリエイトの仕組み
2. アフィリエイトの全体像
3. レンタルサーバーの契約方法
4. 独自ドメインの取得方法
5. アフィリエイトにお勧めのASP
6. アフィリエイト商品の選び方
7. 検索キーワードの選び方
8. ブログ記事の書き方



のように読み手に対して決まった流れでコンテンツを届ける事ができます。


よって、メルマガの場合はブログとは異なり、

「誰がどんなタイミングでどの記事を読むか」

を完全に把握する事ができるわけです。


これがいわゆる“ブログとメルマガの性質の違い”となり、それぞれのメディアに同じ内容の記事を投稿する際に注意すべきポイントになってきます。

ブログとメルマガにおける読み手の「前提知識」の違い


メルマガは意図した記事を1から順番に読ませる事が可能なのに対して、ブログはどの記事が読まれるかが分からない、というのは先にお話しした通りです。


この事は読者が記事を読む際の“前提知識”の違いにも繋がってきます。


“学校の勉強”をイメージして頂ければ分かりやすいと思うのですが、学校の授業は普通、「前の授業で習った知識」を前提に話が進んでいきます。


小学校の算数だったらまずは足し算、次に引き算を習い、それらの知識を前提として掛け算、割り算へと内容が発展していきます。


これと同じように、メルマガで以下のような順でコンテンツを配信するのであれば、それぞれの記事の内容は“それ以前の記事の内容”を前提として展開されるのが基本です。


1. アフィリエイトの仕組み
2. アフィリエイトの全体像
3. レンタルサーバーの契約方法
4. 独自ドメインの取得方法
5. アフィリエイトにお勧めのASP
6. アフィリエイト商品の選び方
7. 検索キーワードの選び方
8. ブログ記事の書き方



したがって、「アフィリエイトの全体像」の記事を読む際には「アフィリエイトの仕組み」を知っているのが前提となり、「ブログ記事の書き方」の記事を読む際にはそれ以前の「検索キーワードの選び方」や「アフィリエイトの全体像」などの知識を既に持っている事が前提となるわけです。


一方でブログの場合はそういった読み手の“前提知識”を事前に知る事ができませんので、基本的にはブログを構築する前に


「どんな見込み客に対して情報を発信するか」


といったターゲット像を設定し、それに沿った記事を投稿していく必要があります。


誰がどんなタイミングでどの記事を読むかが分かりませんので、最初からある程度ブログ記事を読む人の“前提知識”を見積もっておいて、その前提知識に見合った記事を作成しなければならないわけです。


ですので、例えば“ネットビジネスの事を何も知らない全くの初心者”に対して「レンタルサーバーの契約方法」を伝えていくのであれば、


・レンタルサーバーのとは何か
・レンタルサーバーが何故必要なのか
・レンタルサーバーのメリット・デメリット



といったごく基本的な内容から伝えていった方が良い場合もありますし、アフィリエイトに関する知識を既に持っている人に「レンタルサーバーの契約方法」を伝えていくのであれば、


・お勧めのレンタルサーバー
・レンタルサーバーの契約方法



といった情報のみをピンポイントで伝えた方が効果的な場合もあります。

各メディアにおける「前提知識のギャップ」を意識する


したがって、もしあなたがメルマガと同じ内容をブログ記事に投稿しようと考えている際には、


「いきなりこの記事にアクセスしてきた人にも理解できる内容になっているか?」


を意識するようにしてください。


何も考えずにメルマガと全く同じ内容の記事をブログに投稿した場合、メルマガとの“前提知識のギャップ”から、検索エンジンからいきなりアクセスしてきた人にとって

「何を言っているのかよく分からない記事」

になる可能性もあります。


そうなってしまうと本来得られるはずだった見込み客をみすみす逃してしまう事にもなりますので、非常に勿体無いです。


よって、ブログに投稿する記事は基本的には

「誰が読んでも理解できる内容」

になっている事が望ましいです。


と言っても、“誰が読んでも”の意味を広く捉え過ぎると冗長な記事になる可能性もありますから、

「あなたが想定する見込み客(ターゲット)の誰が読んでも」

という風に捉えて頂ければと思います。


初心者をターゲットにするのなら、全てのブログ記事は初心者向けの記事に。

中級者をターゲットにするのなら、ある程度知識を持っている人向けの記事に。

上級者をターゲットにするのなら、専門的な知識を駆使した高度な内容の記事に。


・・・といった感じですね。

ブログに投稿する全ての記事は「初めての訪問者」に向けて書く


またそれと同時に、ブログに投稿する全ての記事は「初めてそのブログにアクセスしてきた人向け」に書くという事も意識するようにしてください。


例えば意外とやりがちなのが、

「前回の記事でお話ししたように・・・」
「以前にもお話ししたのですが・・・」


といった、メルマガのような“それ以前に作成した記事”を前提とした書き方です。


もちろんこういった書き方の全てが悪いというわけではありませんが、初めてその記事にアクセスしてきた人からすれば、それこそ

「前回の記事なんてしらねーよ」

と思われる場合もあり、そうなると記事の反応率が低下する可能性もあるわけです。


ですので、“前回の記事”の内容を前提としているのなら“前回の記事の概要”を説明するなど、可能な限り“初めての訪問者”に向けた表現に変更して頂ければと思います。


もしくは、こういった表現をどうしても使用したい場合は必ず同時に「参照URL」を貼るようにしてください。


前回の記事の内容を前提とするのなら、前回の記事のURLを貼る。

より詳しい内容が別の記事で解説されているのなら、その解説記事のURLを貼る。


この記事の最初の方でもこんな感じでやってますね。


非常に単純な方法ですが、前提知識のギャップを埋めると同時に、PV(ページビュー)数と滞在時間を延ばせる事からSEO対策の観点でも効果がありますのでお勧めです。


というわけで以上、

「ブログとメルマガは同じ内容でも良いのか」

というよくある質問について回答させて頂きました。


簡単に言えば、

・ブログ記事は初めての訪問者向けに書く
・メルマガ記事は前提知識を意識して書く


という事ですね。


今後あなたがメルマガの記事をブログ向けに書き直す時などに是非参考にしてください。


Kei


>コンテンツ一覧へ