Keiです。

今回はネットビジネスでよく耳にするマーケティング用語である“フロントエンド”と“バックエンド”について解説します。


また、特に“アフィリエイト”という分野におけるフロントエンドとバックエンドの事例とその活用方法についても具体的にお伝えします。

「フロントエンド」と「バックエンド」の意味


一般的には“フロントエンド(front-end)”と“バックエンド(back-end)”という言葉はマーケティングに限った用語ではなく、それぞれ


フロントエンド:プロセスの最初の工程
バックエンド:プロセスの最後の工程



の事を意味します。


よって、ネットビジネス(あるいはマーケティング)における“プロセス”は「見込み客の集客から商品・サービスの販売までの一連の流れ」の事を意味しますので、そこでの“フロントエンド”と“バックエンド”は、それぞれ


フロントエンド:見込み客の集客
バックエンド:商品・サービスの販売



を意味する事になります。


ちなみにットビジネスで使用される際には正しくは“フロントエンド商品”および“バックエンド商品”と言うべきだと思いますが、多くの場合は単に“フロントエンド”および“バックエンド”という風に省略されて呼ばれます。


故に、それぞれの用語の意味も単に「プロセスの一工程」を表すわけではなく、通常は以下を指します。


フロントエンド(商品):見込み客の集客の為の商品
バックエンド(商品):利益を出す為の“本命”の商品



大雑把にマーケティングの流れを言えば、フロントエンドは集客用の商品ですから“利益”を求める必要は無く、フロントエンドで集めた見込み客に対してバックエンドを販売する事によって利益を出す、といったイメージになります。


よって、基本的にはフロントエンドの価格は安く、バックエンドの価格は高く設定される事になります。


見込み客との信頼関係が構築できていない(信用されていない)段階では“高額の商品”をいきなり購入してもらう事は難しいですから、最初に安価な商品で多くの“新規の顧客”を獲得しよう、という事ですね。


安価なフロントエンドによって顧客に対して“価値”を提供する事ができれば、高額なバックエンドの成約率も上げられますし、新規顧客のリストが手に入る事によって次の商品販売にも繋げていく事もできます。


よって、長期的に見て大きな利益を見込む事ができるのならば、フロントエンドではむしろ“赤字”になっても問題ないわけです。


フロントエンドとバックエンドに馴染みが無い方からすれば、

「最初からバックエンドを販売した方が手っ取り早いんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、あくまでもフロントエンドの狙いは

「見込み客の集客(あるいは新規顧客の獲得)」

にある、という事です。


当然バックエンドは1つの商品に限られませんので、一旦フロントエンドによって新規の顧客を獲得する事ができれば、何度でも繰り返しその顧客に対してアプローチを仕掛けていく事ができます。


ただし、フロントエンドでは利益が出ないからと言って“見込み客にとって価値の無い(低い)商品”を販売するのは当然NGです。


フロントエンドの役割は見込み客の集客もそうですが、商品を購入してくれた顧客との信頼関係の構築も兼ねていますので、“見込み客にとって価値のある商品”を全力で提供していく必要があります。


「大して利益が出ない商品なんだから、適当に作れば良いや」

と思ってフロントエンドを作成すると、それこそ“骨折り損のくたびれ儲け”になってしまいますので、その点は特に注意する必要があります。

「アフィリエイト」におけるフロントエンド・バックエンド


“アフィリエイト”におけるフロントエンドとバックエンドの事例として非常に分かりやすいのが、いわゆる“無料オファー”ではないかと思います。


無料オファーはその名の通り“無料で提供される情報”の事で、

「登録してくれたらこんな情報をお届けします!」

といった形でメールが届く事もよくありますので、あなたも馴染みがあるかもしれません。


例えばこんな感じですね。

メールタイトル:
1週間で10万程度、少しずつお金が入る副業法。

(前略)

念のため、お話ししておきますがひと月で200〜300万も稼げるような方法ではありません。

実はけっこう地味です。

ただ仕事をしながらでも月に70万程度なら簡単に稼げました。

それを高いと思うか安いと思うかはあなた次第ですが…


あたしの場合は本当に稼げました。

無料でもらえる情報としては、今までで最高の情報です。

あなたもこの方法を試してみればわかります。


試したい方はコチラから↓
<URL>


上記のURLからアクセスし、その先のページからメールアドレスを送信すると“無料の情報”が届き始めます。


この無料の情報が“フロントエンド”になるわけです。


そして、無料の情報を提供した後に“バックエンド”として、本命である高額商品のセールスが開始される事になります。


“高額商品”はその名の通り非常に高額な場合が多く、大抵は“10万円以上”の販売価格が設定されていますので、いきなりそんな高額商品を売り込まれても普通の人はほとんど購入しないと思います。


だからこそ、フロントエンドの果たす役割が極めて重要になってくるわけですね。


まずは“無料オファー”というフロントエンドによって見込み客を集めると同時に信頼関係を構築し、見込み客が高額なバックエンドを購入する際の心理的な障壁を取り除いていく。


いきなり高額商品を売り込んでも高い成約率は期待できませんが、効果的なフロントエンドを提供すれば一気に成約率を高める事も可能になります。


私が知っている中で最も成功した例の1つである“継承”というプログラムでは、無料オファーからバックエンドの販売へと繋げていく事によって

「5億6490万円」

という売上を叩き出しています。

(実際に調べると“12時間で5億6490万円の売上”という文言が出てきますが、正確には分割払いなどを含めた“売上見込み”です)


にわかには信じがたい実績ではありますが、これらは実際に“ブログ”と“メールマガジン”という2つの媒体を使って達成された売上です。


継承プログラムはバックエンドが「99,800円」という高額商品ですが、極めて緻密に計算されたフロントエンドによって莫大な成果を生み出した好例だと思います。


ちなみにこの継承プログラムがこれだけの売上を上げたのは、更に高額な“アップセル”があったからですが、その詳細はこちらの記事で解説していますので、興味があればご覧ください。


>アップセルとクロスセル:事例と活用方法。

フロントエンド・バックエンドの活用方法


先に挙げたフロントエンドとバックエンドの事例は“インフォプレナー(情報起業家)”の例でしたが、当然ながら同じ考えを“アフィリエイター”にも適用する事ができます。


特に情報商材を扱うアフィリエイターの場合、“アフィリエイトする商品”も情報という無形の商品になりますので、フロントエンドでも同じように“情報”を効果的に活用していく事ができます。


サプリメントなどのように“無料サンプル”を提供しなくても、フロントエンドを文字通り“無料”でいくらでも作る事ができるわけです。


よって、例えばそうやってタダで作成した情報を元にして、

「こんな情報を無料で提供しますので、興味があればメールマガジンに登録してください」

といった形でメルマガ登録のオファーに利用したり、

「アンケートに答えてくれた方にはこんな情報をプレゼントします」

と言ったように“見込み客の生の声”の収集にも利用する事もできるわけです。


メールマガジンを利用したアフィリエイトの場合、ある意味では“メールマガジンで提供する情報”そのものもフロントエンドと言えますので、そのフロントエンドで見込み客に価値を与え、バックエンド(アフィリエイト商品)でアフィリエイト報酬を上げていく、といった風にも考えられますね。


ちなみに、“最初に紹介するアフィリエイト商品”そのものを“フロントエンド”と捉えて、その特典の中で“バックエンド”として別の商品をアフィリエイトしていく、というアフィリエイト手法も存在します。


結局のところ、

「どのポイント(工程)をフロントエンドと捉えるか」

によってバックエンドの捉え方も変わってきますので、それによって商品の販売戦略も色々考えられるという事です。


以上、アフィリエイトにおけるフロントエンド・バックエンドの活用方法として

・メールマガジン登録への誘導
・アンケート(見込み客の声)の収集
・アフィリエイト後のアフィリエイト


といった方法を挙げてきたわけですが、改めて言っておくと、

「フロントエンドでは“見込み客が価値を感じる情報”を提供する」

という点は特に意識する必要があります。


当たり前の話かもしれませんが、見込み客が欲しいと思っていない情報や、見込み客が不満を感じるような情報をいくら提供しても何の意味もありません。


見込み客が価値を感じない情報を提供した場合、下手をするとバックエンドを直接売り込むよりも成約率が低くなる可能性もありますので、その点は注意して頂ければと思います。


信頼関係を構築する為のフロントエンドのはずが、逆に信頼を失ってしまえば本末転倒になってしまいますからね。


というわけで以上、フロントエンドとバックエンドについて、その概要と活用方法などについて解説させて頂きました。


以下の記事ではバックエンドから更に大きな利益を上げる為の“アップセル”についてお話ししていますので、そちらも興味があれば是非ご覧ください。


>アップセルとクロスセル:事例と活用方法。


それでは。


Kei


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