Keiです。
今回は個人的な興味から、日本の検索エンジンとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のシェアについて調べてみました。
(と言ってもこちらのサイトを確認しただけではありますが)
StatCounter:
http://gs.statcounter.com/
色々と興味深いデータが確認できますので、もし興味があればあなたも是非ブックマークしておく事をお勧めします。
日本における検索エンジンのシェア(2017年12月版)
日本における検索エンジンのシェアは以下のようになっています。
それぞれのシェアの具体的なパーセンテージが以下です。
Googleが「70.19%」と圧倒的なシェアを誇っており、Yahooの「25.37%」と合わせるとそれだけで、
70.19+25.37=95.56(%)
となっています。
検索エンジンのアルゴリズムはGoogleもYahoo!も同じですから、2017年に引き続き、SEO対策に関しては完全に
「Googleの方針に沿ったコンテンツを作成していけばそれで問題ない」
という事が言えるかと思います。
ちなみに、Yahoo!のシェアに関しては、
2016年2月:33.44% 2017年2月:26.24% |
と、徐々に減少傾向にあるようです。
ただ、2017年12月時点では、Yahoo!のシェアは先にも示した通り「25.37%」となっている事から、徐々にそのシェアの縮小傾向も収まりつつあります。
一方、世界の検索エンジンのシェアを見てみると、
このように完全にGoogleの独擅場になっています。
(Google:91.79%、bing:2.75%、Baidu:1.66%、Yahoo!:1.61%)
世界的に見ればYahoo!は徐々にシェアを減らしており、逆にBaidu(中国の検索エンジン)のシェアが増加傾向にあるようです。
もしかしたら日本もその内「Google一強」になっていくのかもしれませんが、Yahoo!のシェアを見る限りではまだまだ時間が掛かると思います。
日本におけるSNSのシェア
さて次に、日本におけるSNSのシェアですが、こちらは以下のようになっています。
それぞれのシェアの具体的なパーセンテージが以下です。
グラフをご覧頂ければ分かるかと思いますが、ある時を境に急激にFacebookの数値が下落していますね。
2017年2月の時点での各SNSのシェアは以下のようになっていた事を踏まえれば、「Twitter」のシェアの伸びが凄まじい事が分かります。
<補足> ちなみに私は、2017年2月時点では、上記のシェアを踏まえた上で以下のような記事を書いていました。 個人的なイメージとしては「Twitterが若者によく利用されている」って思っていましたし、2016年のニールセンによる「SNSの最新の利用動向」では、
とも書いてありますので、もっとTwitterのシェアが大きいと思っていたのですが、少なくともStatCounterのデータではFacebookが7割以上と、SNSではFacebookの方が支配的なようです。 興味深いのは最近話題になっているように思えたInstagram(インスタグラム)のシェアの動きです。 「2016年12月」に一気に増加したシェアが、以下のように2月になって急激に減少しています。
Instagramと連動してTwitterのシェアも上下している事を考えると、一時的にTwitterからInstagramに移行していたユーザーが再びTwitterに戻ってきた、という流れなんでしょうか。 一時的に話題になって一気にシェアが増加したInstagramが、本来の評価をされ始めたと言えるのかもしれません。 今後の動きが気になるところですね。 |
その後のInstagramのシェアは大きな変動をしていませんので、2017年2月〜12月の期間においては、
「Twitterのシェアが増加し、Facebookのシェアが減少した(その他SNSのシェアは大きく変動せず)」
という(見た目には)分かりやすい結果になったわけですね。
今後においては、FacebookとTwitterのシェアがどのように変動するかに要注目だと思います。
日本の検索エンジン・SNSのシェア:総括
以上、日本の検索エンジンとSNSのシェアについて簡単にお伝えしました。
現時点では、インターネット上の集客の「入口」として検索エンジンとSNSを捉える場合には、
検索エンジン=Google+Yahoo! SNS=Facebook+Twitter |
という流れにしばらくは変化が無さそうです。
検索エンジンの集客はGoogleに合わせ、SNSでの集客はFacebookやTwitterを直接使うか、それぞれで広告を配信するか・・・といった感じですね。
これに加え、実際には日本においてはYouTubeのユーザー数も上位に来ていますので、YouTubeも場合によっては集客の入口として活用すると効果的かもしれません。
今後、日本におけるFacebookのシェアの減少傾向が続いていけば、YouTubeの優先度が更に上がってくると思います。