全国旅行支援（県民割）とは？使い方やおすすめの旅行先は？

段々と寒くなってきたこの季節。各地では紅葉が見ごろを迎え、場所によっては冬景色が見られる頃になってきました。

「そんな美しい景色を見たい」、または「見たことがない！」という方は、せっかくですので、10月より開始している全国旅行支援を使ってお得に旅行してみませんか。

今回は、全国旅行支援についてとこれからの季節に絶景が見られるおすすめの旅行先を紹介します。

全国旅行支援とは

日本国内旅行事業を支援するため、観光庁から発表された旅行代金の割引と地域クーポンがついているお得な旅行キャンペーンです。2022年10月11日から12月20日まで実施されます。

従来の県民割は県内旅行のみでしたが10月10日に終了し、その後地域やエリアを制限しない、全国の都道府県への旅行に対応した全国旅行支援になりました。

1人1泊あたりの旅行代金が40％割引になり､交通付き宿泊ならば上限額8,000円の割引になります。その他の日帰りや宿泊のみ等は、5,000円の割引です。

例えば､1泊20,000円以下は40％の割引になりますが、20,001円以上は上限額の8,000円の値引きになります。

その他も同様に12,500円以下なら40％。12,501円以上は上限額の5,000円となります。

旅行先の対象のお店で使用できる地域クーポンです。平日3,000円分・休日1,000円分が進呈されます。

最低料金代金も設定されており､平日5,000円､休日2,000円未満の場合は、旅行支援は対象外になります。

使い方は、次の通りです。

※全国旅行支援の対象のプランになっているのかを確認してください。自治体・旅行サイトによっても異なるのでホームページなどをチェックする必要があります。

宿泊の場合は、旅行当日に必要書類をホテル等に提示後、クーポンを受け取れます。

日帰りの場合は、申し込み先の旅行会社から受け取れます。（詳しくは申し込み先のホテルや旅行会社にお問い合わせ下さい）

日本の三名園として、偕楽園（茨城）・後楽園（岡山）と並ぶ、金沢の偕楽園。江戸時代に造られた庭園がほぼそのまま残されており､国の特別名勝も指定されている歴史ある観光名所です。

広大な庭園の兼六園ですが、行ったら見ておきたいスポットは徽軫灯籠（ことじとうろう)です。兼六園のシンボルとして有名で､2本脚で立っている灯籠があります。

さらに､唐崎松（からさきまつ）は枝ぶりが見事な黒松です。冬になると松を雪から守るために｢雪吊り｣が施され､冬の風物詩となっています。雪が積もった冬景色はとても美しいです。雪がなくても､四季折々の景色が見れるのでオススメです。

アクセス：「金沢駅」から路線バス「兼六園下・金沢城」で降車した後、徒歩約5分

京都の観光スポットとして代表的な｢金閣寺｣は、正式名称・鹿苑寺。舎利殿が金閣と有名なため、金閣寺と呼ばれています。世界文化遺産に登録されており､毎年多くの人が訪れています。

11月上旬頃からは紅葉の見ごろになり、冬の時期には､積もる雪と黄金に輝く金閣寺のコントラストはまさに絶景です。しかし､近年は暖冬の影響もあり、積雪量も減少の傾向にあります。なかなか見ることの出来ない雪景色の金閣寺は、ぜひ見て欲しい美しい景観です。

日本三名瀑のひとつ｢袋田の滝｣は、高さ120m・幅73mの大きさを誇る観光スポットです。国の名勝にも指定され､滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名｢四度（よど）の滝｣とも呼ばれています。

袋田の滝は、四季によって全く違う景色を見せてくれます。11月上旬頃には紅葉が見頃になり､滝のライトアップされます。12月下旬からは、寒さが厳しい日が続くと滝全体が凍結する｢氷瀑｣が見られる可能性があります。滝が凍るという神秘的な光景は心打たれるかかもしれません。

今回は全国旅行支援の使い方と、これからの季節に絶景が見られるおすすめの旅行先を紹介しました。

寒くて引きこもりたくなりますが､この機会に全国旅行支援を使ってお得に旅行してみてはいかがでしょうか。終了してしまっている自治体もありますので､必ず旅行サイトや自治体のホームページをチェックして下さい。

その他のお役立ち情報は、rima-blogもご覧ください。