Keiです。
今回は、
「アフィリエイトにおける“商品”のリサーチとその方法」
について解説したいと思います。
アフィリエイトにおけるリサーチ(調査)は、アフィリエイト初心者にとっては面倒に感じるかもしれませんが、非常に重要な作業です。
そしてその中でも、アフィリエイトの最終的な目的が“商品の販売”である以上、アフィリエイト商品そのもののリサーチは特に重要な作業と言えます。
というわけで今回は、そんな商品のリサーチ方法について具体的にお伝えします。
アフィリエイト商品の具体的なリサーチ方法
まず大前提として、これからアフィリエイトする商品のリサーチを行う際には、
「商品を購入する」
というステップを踏む必要があります。
その明確な根拠については、こちらの記事をご確認頂ければと思います。
上記記事の内容を簡単にまとめると、
・商品の販売プロセスを体験する事ができる
・競合との差別化を図る事ができる
という理由から「初心者こそ実際に商品を購入した方が良い」という事になるわけですが、多分しつこく購入の必要性を伝えたところで、それでも「何とかして無料で済ませたい」という人もいると思います。
まあ、そんな人は商品を購入せずに実際にアフィリエイトに取り組んでみれば良いと思います。
ただし高確率で稼げずに時間を浪費するだけの結果になりますので、その点は覚悟しておいた方が良いでしょう。
(もちろん世の中には無料のアフィリエイト商品もありますので、まずはそれから取り組もうというのであれば、それはそれで良いと思いますが)
というわけでここからは、「商品を購入した(商品の内容を自分で確認した)前提」で話を進めていきます。
と言っても、商品のリサーチで行う作業は非常にシンプルで、以下の項目を徹底的に洗い出していくだけです。
1. その商品にはどんな特徴があるか? 2. その商品にはどんなベネフィットがあるか? 3. その商品にはどんな欠点があるか? |
商品の「特徴」と「ベネフィット」
ここで“特徴”と“ベネフィット”という言葉が出てきていますが、これは
特徴:販売者側から見た商品の機能
ベネフィット:見込み客にとっての商品のメリット
という意味で捉えてください。
冷蔵庫を例に挙げてみましょう。
冷蔵庫を選ぶ際には、以下のようなポイントがあるようです。
・タイプ(冷蔵冷凍庫・冷凍庫など)
・容量(どれだけ物が入るか)
・ドアの開き方(右開き・左開き・両開きなど)
・消費電力量
・その他機能
これらは全て商品の“特徴”に当たり、“ベネフィット”とは「こういった特徴によってどんなメリットが得られるか?」を表します。
・冷蔵庫のタイプが違う事によってどんなメリットが得られるのか?
・容量が大きい(小さい)事によってどんなメリットが得られるのか?
・ドアの開き方が違う事によってどんなメリットが得られるのか?
・・・
例えば一人暮らしの人に大容量の冷蔵庫は必要ありませんから、そういった人にとっては小容量の冷蔵庫の方が場所を取りませんし、小さい分掛かる費用も安くなると思います。
また、ドアの開き方にしたって冷蔵庫を置く場所によっては左開きよりも右開きの方が良い場合もあるでしょう。
商品をアフィリエイトしていく際には、単に商品の特徴を伝えるだけでは不十分です。
特徴は単なる“機能”ですから、それを見込み客にとってよりイメージしやすいように、
「その機能がある事によって見込み客にとってどんな良い事があるのか?」
という形に翻訳して伝えていく必要があるわけです。
例えばパソコンのスペックなんて、人によっては「だから何なの?」としか思えないような単語がズラズラ並べて書いてありますよね。
CPUが何GHzだとか、HDDの容量が何TBだとか、メモリの容量が何GBだとか、どんなソフトがインストールされてるだとか・・・。
まあ分かる人にはそれで十分なんでしょうが、パソコンに詳しくない人からすれば「その機能がある事によってどんな事ができるのか?」がサッパリ分かりません。
ですので、商品のリサーチにおいては
「商品の特徴がある事によって、見込み客にとってどんなベネフィットがあるのか?」
を可能な限り明確にしていく必要があります。
サラッと書いていますが、“見込み客にとって”というのが非常に重要です。
商品の特徴からベネフィットを導き出す際には、自分自身を基準にするのではなく、見込み客のリサーチ結果に基づいて考えていかなければならない、というのは常に意識するようにしてください。
これは、見込み客の立場に立たずに自分自身を基準にしてしまうと、“独りよがり”のベネフィットになってしまう可能性があるからです。
自分にとって魅力的なベネフィットであっても、見込み客にとって魅力的に感じられないベネフィットであれば、それは本当の意味での“ベネフィット”とは言えませんので、その点は十分注意する必要があります。
また、基本的には“完璧な商品”は存在しませんので、その点も同時にリサーチしていきます。
これは良い事ばかり言っている人よりも、商品に欠点があるならそれを正直に伝えた方がよりレビューの“説得力”を高める事ができるからです。
もちろん商品に致命的な欠点がある場合は話が変わってきますが、何らかの方法でカバーできる程度の欠点であれば、それを正直に伝えたり、その欠点を別の視点で長所に置き換える事によって、逆に見込み客に信頼される可能性が高くなります。
というわけで以上、商品のリサーチ方法についてお伝えしました。
まずやるべき事は“商品の購入”。
そしてその上で、以下の項目について具体的にリサーチしていくのが重要だという事ですね。
1. その商品にはどんな特徴があるか?
2. その商品にはどんなベネフィットがあるか?
3. その商品にはどんな欠点があるか?
以上、参考になれば幸いです。
※「リサーチの重要性」や「見込み客のリサーチ」についてはこちらの記事で説明していますので、興味があればこちらもご確認ください。 |