Keiです。
今回は、
「見込み客のリサーチとコピーライティング」
と題して、コピーライティングスキルそのものの「重要性」に触れると共に、
・コピーライティングとリサーチの関連性
・リサーチの重要性
について解説していきたいと思います。
※具体的な「リサーチ方法」に興味がある場合は、こちらの記事をご確認ください。 |
できれば「文章を書く事」は避けたい?
私自身はネットビジネスで稼ぐ上で「コピーライティング」を最重要スキルとして位置付けているわけですが、決して元々そのように考えていたわけではありません。
以前の私は
「なるべく“現状を変えずに”成功したい」
と思っていて、その上で
「できれば、コピーライティングのような特別なスキルが不要な方法で稼ぎたい」
と考えていました。
そもそも「文章を書く事そのもの」に対して苦手意識を持っていましたし、だからこそアフィリエイトのような「文章を書く必要があるビジネス」はずっと避け続けていました。
(まあ、その結果として300万円近くを情報商材や高額塾などに費やす羽目になったわけですが・・・)
とくに小学生の頃は「作文」が本当に苦手で、夏休みの読書感想文は期限ギリギリまで先延ばししていましたし、
「あんたは作文が苦手だね」
のような事を親にもよく言われていた記憶があります。
それこそ「作文」をしなければならない時には、
・原稿用紙のマスを埋める為に漢字で書くべき単語をひらがなで書く
・文の語尾を無理やり引き伸ばして文字数を稼ぐ
・行頭の数文字で文を区切り、すぐ次の行に改行する
・・・といった姑息なテクニックを駆使していたぐらいです。
だから、私も以前は「文章なんて書きたくない」と思っていましたし、ネットビジネスも「文章力不要」のものばかり選んでいました。
あなたが「作文」に対してどのような意識を持っているかは分かりませんが、以前の私のように「文章」に対する負の感情や記憶などから、
「文章を書く必要があるネットビジネスはできれば避けたい」
と思っている人も、決して少なくないのではないでしょうか。
コピーライティングの重要性
しかし突き詰めて考えれば、少なくともネットビジネスにおいては、コピーライティングのスキルは「必須」と言っても決して過言ではありません。
何故なら、「インターネット」におけるほとんどのコミュニケーションは「言葉(文章)」によって成り立っているからです。
「ビジネス」は複数の人が存在して始めて成立するものですから、そこには当然「コミュニケーション(=人と人とのやり取り)」が存在します。
故に、そのコミュニケーションを効率化するスキルである「コピーライティングスキル」も非常に重要になってくるわけです。
要するに、何か「商品」を販売したいと思うなら、
・販売者自身を信用してもらう
・その商品に対して興味を持ってもらう
・その商品を販売する
などのプロセスを「言葉抜き」で行う事は難しいので、どうせ言葉を使う必要があるのなら、その「言葉の使い方」を学んだ方が良いという話です。
ネットビジネスというものをこのように捉えれば、
「コピーライティングを学ばずにネットビジネスで成功したい」
というのは言わば、
「英語をちゃんと学ばずに外国人と会話したい」
と言っているような状況に近いと思います。
確かに曖昧な文法や単語知識でも英会話は可能ですが、そのようなコミュニケーションは決して「効率的」とは言えません。
同じように、「効率的な言葉の使い方」を学ばなくてもネットビジネスで成功する事はできますが、やはり決してそれは「効率的な稼ぎ方」には繋がらないのです。
もちろん、TwitterやYouTubeなどを活用した稼ぎ方であれば、「文章力」が無くてもそれなりの金額を稼げるというのも1つの事実だと思います。
(というのも現状、それらの稼ぎ方は「コピペ」のような単純作業でもある程度の金額を稼げてしまうからです)
しかし、そういった稼ぎ方はあくまでも「インターネット」というシステムに頼った稼ぎ方であり、将来に渡ってそのような稼ぎ方が通用するとも限りません。
したがって、もしもあなたが
・本当の意味で「自分で稼ぐ力」を身に付けたい
・「稼ぐ仕組み」を極限まで効率化していきたい
と考えるなら、コピーライティングスキルの習得を最優先していった方が良いと思います。
アフリカ人に「日本語」の文章を読ませる
しかしここで注意しなければならないのは、
「コピーライティングを単に“人を行動させる文章を書くスキル”として捉えるだけでは、コピーライティングで結果を出していく事はできない」
という事です。
これはどういう意味か。
コピーライティングスキルを向上させる為には、まず必然的に「人間心理」について学んでいく事になると思います。
というのも、「人を行動させる文章」を効果的に生み出していく為には、
・人はどんな時に注意を引かれるのか? ・人はどんな時に親近感や信頼感を覚えるのか? ・人はどんな時に行動したくなるのか? ・人はどんな時にやる気を失い、どんな時にやる気が上がるのか? |
といった「人の感情や思考、行動のパターン(=人間心理)」をまず知る必要があるからです。
しかし、いくら「人間心理」についての深い知識を持っていて、その知識を「文章」に完全に反映させる事ができたとしても、実はその文章が「人を行動させる文章」になるとは限りません。
極端な例を挙げれば、
「アフリカ人に日本語の文章を読ませる」
という事になってしまえば、「何を言ってるのか全然分からない」という結果になる可能性が高いと思います。
コピーライティングとリサーチの関連性
よって、確かに「コピーライティングスキル」を向上させる為には「人間心理」への深い理解が必要にはなってくるのですが、「人間心理」の知識だけでは
「人を行動させる文章」
を生み出していけるとは限りません。
つまり、そんな知識を蓄えた上で必要になってくるのが、
「文章の読み手(ターゲット)そのものに対する深い理解」
であり、その為に必要になってくるのが「リサーチ」だという事です。
ネットビジネスにおける文章の読み手(ターゲット)は、見込み客(=商品を購入してくれる可能性のある人)に他なりません。
したがって、ネットビジネスにコピーライティングを最大限活用しようと思えば、「見込み客のリサーチ」が極めて重要な役割を果たすわけです。
本当の意味で「コピーライティング」を活かす3ステップ
また、見込み客のリサーチが完璧に完了して、ターゲットへの理解が完全なものになったとしても、伝えるべき「情報」が無ければ当然、「人を行動させる文章」を書く事はできません。
仮に「ダイエット」に興味のある人の気持ちが完全に理解できたとしても、その分野の知識を全く持っていなければ、
「ダイエット商品に興味を持ってもらい、その商品を販売する」
という目的を達成する事は難しいと思います。
したがって「リサーチ」を行った後には、状況に応じて必要な知識を「インプット」していく必要があるわけです。
これまでの話をまとめると、
「コピーライティングスキルを活用し、実際に収益に繋げていく」
という目的を達成する為には、以下のステップが必要になってきます。
1. 見込み客をリサーチする 2. 必要な情報を収集する(インプット) 3. コピーを書く(アウトプット) |
私の他にも、
「コピーライティングスキルは非常に重要なので、まずはこのスキルを優先して学んでいきましょう」
と言っている人は大勢いますが、実際には「コピーライティングの知識を学ぶだけ」では大して意味がありません。
結局は、
・リサーチ
・インプット
・アウトプット
の全てを適切に行う事ができなければ、「人を行動させる文章」を効果的に書いていく事はできないからです。
ネットビジネスにおける「コピーライティング」は基本的に上記ステップの
「コピーを書く」
という部分にフォーカスしている傾向にありますが、私は以上の理由から、「1〜3までの全てのステップを複合した概念」をコピーライティングとして捉えていくべきだと考えています。
結局のところ、どんなに素晴らしい文章が書けたとしても「それだけ」では、それはコピーライティングではなく単なる「文章力」でしかありません。
また、膨大な知識を持っていて、そしてそれを的確に伝える能力を持っていたとしても、それが「読み手を理解していない文章」だったなら何の意味も無いわけです。
必要なコピー(文章)を求めている見込み客を徹底的にリサーチし、そして見込み客の求める情報をインプットし、その情報を適切な形でアウトプットする。
全てのステップが揃って初めて「人を行動させる」という本来困難な事が実現できるのであり、その根底にあるのは
「人間心理に対する深い理解と洞察」
に他なりません。
「ビジネスにおけるコピーライティング」を誤解している人の中には、
「欲しくもない商品を煽って無理やり買わせるスキル」
のような認識を持っている人もいるようですが、本来のコピーライティングは
「その商品を本当に必要としている人だけに買ってもらうスキル」
であるべきだと思います。
以上、
「見込み客のリサーチとコピーライティング」
いうテーマながら、最終的には私自身のコピーライティングへの認識についてお伝えする事になったわけですが、いかがでしたでしょうか。
少なくとも私は「コピーライティング」というスキルを
1. 見込み客をリサーチする 2. 必要な情報を収集する(インプット) 3. コピーを書く(アウトプット) |
といったプロセス全体を含めたものとして捉えており、そうしてこそ「コピーライティング」を本当の意味で活用していく事ができると考えています。
あなたが今回の話でどう感じたかは分かりませんが、もしコピーライティングスキルを本気で習得したいと思っているのであれば、是非1つの考え方の参考として頂ければ幸いです。
ちなみに今回の記事では「具体的なリサーチ方法」について触れていませんが、そちらについては以下の記事で具体的に解説していますので、是非併せて参考にしてください。
また、より実践的なコピーライティングの習得方法に関しては、こちらの無料講座の方でより具体的にお伝えしています。