社会不適合者の診断チェックリストとその診断結果。

Keiです。

ネット上で色々な情報を調べていると、少し古い情報ですが

「社会不適応チェックリスト」

という13項目のチェックリストを発見しましたので、“以前の私”を基準として正直に回答してみました。

私の回答と一緒に“社会不適合者かどうか”を判断するチェックポイントについてご紹介していきますので、是非あなたも一緒に取り組んでみてください。

ちなみに私は、チェックリストによると「社会不適合者」に当てはまります。

「社会不適合者」の診断チェックリスト

その1:制服が似合わない

みなと同じようなスーツを着ているだけなのに、自分だけしっくりこない。会社のユニフォームも似合っていない気がする。

当てはまります。

私の場合は、“似合わない”というよりもスーツを着るのが“嫌い”でした。

特に私の場合はプログラマーだったので、基本的には社内でパソコンに向かってプログラミングをする作業がメインだった事もあり、

「スーツなんて着る意味無いんじゃないの?」

と常々思っていました。

そもそも、ワイシャツを着てネクタイなんかしてると普段着よりも体が締め付けられますから、それだけで集中力が削がれてストレスが溜まりますし、

「制服(スーツ)を着るだけで作業効率が落ちる」

とも思っていて、社内作業がメインなのにスーツを強制される環境を嫌悪すらしていました。

そういう意味では「制服が似合わない」というのにも合致していると言えます。

ちなみに、現在も“不要な場面で制服を着る事”に対する考え方は変わっていません。

その2:朝礼の意味がわからない

朝礼が始業時間より前にあるので、結局1時間早く出勤しないといけない。朝は課長のくだらないスピーチより、カフェで挽きたてのコーヒーが必要なのに。

当てはまります。

朝礼は本当にその「意義」が分かりませんでした。

たまに社員向けの連絡事項が話される事もありましたが、そんな事に時間を使うぐらいなら全社員向けのメーリングリストにメールを流せば良いだけの話ですし、

「単なる時間の無駄じゃないの?」

と思っていました。

特に朝のスピーチに関しては、私は人前で話す事が苦手だったので(今も苦手ですが)、いつも憂鬱な気持ちで挑んでいたのを覚えています。

私はプログラマーとして客先の企業に常駐する事もあったのですが、その客先の企業でも朝礼でスピーチをさせられる事があり、その会社では

「サイコロを投げて話すテーマを決定する」

という事をやっていましたので、自由にテーマを決められる本社のスピーチよりも嫌いでした。

(結局、6通りのテーマで話す内容を丸暗記していたぐらいです)

会社では特に朝礼の意義が語られる事もなく、ひたすら“ただただ強制されてやらされている”という感じで朝礼に参加していた為、まさしく

「朝からモチベーションを下げるだけの朝礼の存在意義が分からない」

と思っていたわけです。

その3:休憩や昼食はひとりがいい

お昼休憩は、上司や気の合わない同僚といるよりひとりが楽。むしろ横でお弁当を広げたり、話しかけたいオーラを出されると迷惑に感じる。

当てはまります。

私は「休憩時間にまで他人に余計な気を遣いたくない」と思っていましたので、大体は一人で昼食を摂っていました。

気の合わない人に話しかけられるのは嫌でしたので、会社から外に出て一人で食事をする事もよくありましたし、昼休憩中は外で音楽を聴きながらボーッとしている事もあったぐらいです。

このように書くと単なる「ボッチ」っぽいですが、入社当初は仲のいい同期と一緒に色々な場所に食事に出かけていました。

(ただ、残念ながら私以外の同期は全員1年目で辞めてしまいましたが・・・)

その4:企画にリアリティがない

企画を考えるのは得意で、上司にも面白いと言われるが、斬新過ぎてリアリティがないとも言われてしまう。

企画を考えるような職種ではありませんでしたので、当てはまりません。

その5:大人数が苦手

2人で議論をしているときは割と饒舌なのに、別の同僚が加わってきたりして3人になるといきなり話せなくなってしまう。大人数になると自分の調子が狂ってしまう。

当てはまります。

数少ない仲の良い数人で話す場合は割と普通に話しますが、人数が増えると聞く側に回る事が多かったです。

私は基本的に人見知りで話すのが苦手なタイプなので、大人数になった時には「話を振られた時だけ」発言するようなタイプの人間でした。

要するにそういった場が単純に「苦手」だったわけです。

逆に少人数の集まりであれば、それぞれの人とちゃんと話し合う事もできますので、割と好きかもしれません。

その6:先輩や上司が敬えない

全然使えない先輩を敬うことができない。課長や部長も、若い頃は活躍したのかもしれないけど、今はただのおっさんで、自分の方が能力が高い気がする。

当てはまります。

“現在優れている人”は素直に尊敬する事ができますし、教えを請う事もありますが、能力が無い人に対して敬う気持ちを持つ事はできません。

そういった「使えない先輩」が偉そうにしている場合は最悪です。

内心で悪態をつきながら、表面上は(人間関係上)素直に従っていなければならない為、内心で強いストレスを抱えていた事を覚えています。

「その人が尊敬できるか否か」は、肩書や職歴、あるいは仕事上の能力ではなく、「その人の本来の性格」によって決めるタイプです。

その7:飲み会が嫌い

お酒だけでもイヤなのに、飲み会だからといってなれなれしくなる同期や、飲ませようとする上司がいてイヤ。一刻も早く帰りたい。

当てはまります。

私は飲み会・・・というか、「別の仲の良くない人との集まり」は好きではありません。(お酒は割と好きな方だと思います)

また、「お酒を飲む事」が目的になっているような集まりも苦手です。

以前はプロジェクトの打ち上げなどで飲み会に参加する事は何度もありましたが、2次会以降の飲み会に参加した事は一度も無く、

「すみません、ちょっと今日は早く帰らないと・・・」

みたいな適当な事を言って、すぐに家に帰っていました。

改めて考えてみると、「何考えてるかよく分かんない奴」に見えたんじゃないかと思います。(その点は今でも大して変わっていないと思いますが・・・)

その8:社畜の同僚が嫌い

ダサイ、まじめ、仕事命と三拍子そろった社畜の同僚とは仲良くなれないと思うし、こいつは一生平社員で終わるんだろうなとも思う。

当てはまります。

会社員生活を送っていた当時は若干精神を病んでいた時期もありますので、睡眠時間を削って真面目に働く人を見て

「命を削って何をしたいんだ」

と思っていましたし、

「社会を幸福にする為に自分が犠牲になるのは矛盾してるし、何の意味もない」

とも心から思っていました。

真面目に働く同僚を“嫌い”とまでは言いませんし、社会にはそういう人も絶対に必要だと思いますが、“強いて仲良くしたいとは思わない”といった感じでした。

ただ今では、この辺りについては考え方も変わっていて、“ダサイ、まじめ、仕事命”はむしろ逆に「格好良い」と思いますし、そういう人の方が仲良くしたいですね。

その9:盛り上がっている人が苦手

職場に盛り上がっているリア充がいてもなんとなく近寄りがたくて、気付かないフリをする。ギャルやギャル男っぽい人に、話しかけられない。見た目レベルが自分より上のひとしか許容できない。

当てはまります。

私自身決して「リア充」らしい人間ではありませんので、とくに理由もなく盛り上がっている人には苦手意識があります。

「見た目レベルが自分より上のひとしか許容できない。」

という事はありませんが、ギャルやギャル男っぽい人よりは、もっと普通っぽい落ち着いた人の方がやはり話しかけやすいです。

必要性があればギャル系だろうが何だろうが話しかける事はできると思いますが、「強いて必要が無ければ話しかけたくはない」といった感じですね。

その10:視線が気になって休憩所にいけない

トイレや休憩所に立つとき、周りのひとがすごく自分を見ているような気がする。休憩所でも他の人がいると居心地が悪い。

当てはまりませんが、仮に当てはまっている人がいたら、その人はかなり仕事上のストレスが溜まっているのではないでしょうか。

私は以前から、

「休憩せずにぶっ続けで作業するより、適度に休憩を取ったほうが作業効率は向上する」

という考えを持っていましたので、トイレや休憩に立つ事に対して罪悪感を抱くような事はとくにありませんでした。

「休憩所」は私の職場にはありませんでしたので何とも言えませんが、仮に休憩所に他の人がいたとすれば、その人が仲の良い人でない限りは「自分のデスク」を休憩所にしていたと思います。

その11:1日くらいお風呂に入らなくても平気

ちょっとくらい頭が臭くても平気。むしろ、これがいい匂い。

「1日くらい風呂に入らなくても平気」というのは当てはまっていました。

現在は当てはまりませんが、一人暮らしをしていた頃は面倒くさくて風呂に入らなかったり、夜に歯を磨かなかったりした事も実際ありました。

ですが、流石に“頭が臭いのがいい”とまでは開き直れません(笑)

その12:親と一緒に住んでいる

今まで一人暮らしをしたことがない。だけど、わざわざ高い家賃を払って一人暮らしをしようとも思わない。家に帰ったらご飯が出てくる生活は最高。

当てはまりません。

家に帰ったらご飯が出てくる生活は確かに最高だと思いますが、それよりも私は「一人で過ごせる場所と時間」を大切にしている部分がありますので、基本的には一人暮らしの方を好んでいます。

そもそも、長い目で見れば

「死ぬまで親と一緒に住む事」

は現実的ではありませんので、なるべく親から離れて生活すべきだと考えています。

親と一緒に住むよりは「自立した生活」を送った上で、

「必要な時に“必要な親孝行”ができる程度の生活力・経済力」

を身に付ける事ができれば、それで十分だと考えている、といった感じです。

その13:他人がほめられているとイヤだ

同僚がほめられているとなぜか嫉妬心がわく。べつに競っていたわけじゃないけど、なんかムカつく。

同僚が社会人生活1年目で精神を病んで退職してしまったので、嫉妬心が湧くかどうかはちょっと分かりません。

ただ同僚が褒められていても、よほどその同僚が嫌味な人間でない限りは、「嫉妬」をする事はとくに無いと思います。

ですが、その“褒め方”に外見などの仕事の能力以外を加味した上での“贔屓”があれば、イラッとする事もあるかもしれません。

・・・と考えれば、こちらの項目は“当てはまらない”と思います。

社会不適合者チェックリストの「診断結果」

お疲れ様でした。

このチェックリストの診断結果は、当てはまった項目の数に応じて以下のように分類されています。

  • 0~4個:社会適合者。そのまま頑張りましょう。
  • 5~8個:現状に満足しているわけではありませんが、何とかやっていけそうです。
  • 9~13個:明らかな社会不適合者。会社を辞めた方が良いかもしれません。

私の場合は「9個」当てはまりましたので、ギリギリ

「明らかな社会不適合者」

です。

既に会社を辞めていますので、バッチリ当てはまっていますね。

私の感性が社会適合者の人とどの程度違うかは分かりませんが、これまで何人かに「捻くれてる」と言われた事もありますし、家族からは「変わり者」と言われている事を考えれば、

「社会不適合者的な部分」

も確かにあるかもしれません。

(ちなみに大学時代には、教授2人に別々のタイミングで「恨まないでね」と言われた事があります・・・)

あなたはいくつ当てはまったでしょうか?

普通に「社会適合者」だったかもしれませんし、あなたも私と同じように「明らかな社会不適合者」という診断結果だったかもしれません。

一般論を言えば、

「社会不適合者よりも適合者の方が良い」

と言われると思いますが、私はこの診断結果が「社会不適合者」だったからと言って、無理して「社会適合者」になろうと努力する必要は無いと思います。

もちろん、

「今のままじゃダメだ!」

と奮起して努力するのは素晴らしい事ですが、必ずしもその努力は「会社で働く為」に向ける必要はありません。

人にはそれぞれ、向き不向きがあります。

世の中の大多数の人と同じように「サラリーマン」として働いた方が良い人もいれば、私のようにそういう働き方に全く向いていない人もいるのが現実です。

“向いていない人”が無理して頑張り続ければ、次第に精神を病んでドロップアウトしてしまう可能性もあります。

私が社会人生活を送っていたのはたった3年でしたが、その短期間でさえそんな人を何人も見た事があるぐらいです。

ですので、必ずしも「会社」という組織に所属して働くという働き方に固執する必要は無いと思います。

もちろん、だからと言って私の立場から簡単に

「会社を辞めて独立しましょう!」

といったいい加減な事を言うつもりは全くありません。

しかし、もし今のあなたが生活の為に仕方なく会社に勤める必要に迫られているのであれば、

「会社に依存せずに働く(お金を稼ぐ)という選択肢」

も存在するのだという事は知っておいてください。

「嫌いな人に媚びずに生きていきたい」
「今よりもっと自由な生活を送りたい」
「会社に依存せず、自分自身の力で生きていきたい」

と思っている人は社会不適合者・適合者に関わらず大勢いると思いますが、社会不適合者ならその気持ちをなおさら強く持っていると思います。

社会不適合者なら、“社会不適合者なりの能力の活かし方”が必ずあるはずです。

幸いにも現代では、インターネットを利用する事によって匿名で、しかも誰と話をする事もなく収入を得られる方法がいくらでもあります。

もしあなたが「今の生き方」に少しでも疑問を持っているのであれば、そうした「新たな選択肢」に目を向けてみるのも良いのではないでしょうか。

「社会不適合者の方が“適合”している生き方もあるんだ」

という事に、もしかしたら気付けるかもしれません。

Kei

PS:

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